琵琶湖と言えば「ブラックバス」のイメージが強いかも知れませんが、「ケタバス」と言う魚はご存じでしょうか?
あまりメジャーな魚ではないかも知れませんが、見た目もカッコよく、バスタックル、トラウトタックルで気軽に楽しめるので参考になれば幸いです!
ケタバスとは?
コイの仲間なのに生きた魚を食べるフィッシュイーター!日本の在来種で、滋賀県の琵琶湖と福井県の三方湖のみで生息していたようですが、鮎の放流に混じって各地で見られるようになったそうです。
ただ、琵琶湖の個体は大きいので、その分引きも楽しめます。また、稚魚のときの見た目がオイカワと似ていることもあり、琵琶湖や淀川水系では、オイカワを「ハス」、ハスを「ケタバス」と呼びますが、地域で変わりますし、呼び方については諸説あるようです。
ケタバスが釣りやすいシーズンは、産卵時期に接岸してくる6月~8月ごろ。4月~11月頃までも釣れるようですが、気軽に楽しめるこの時期に、ウェーディングしながらトライしてみました!
準備するもの
わざわざケタバス用にタックルを揃える必要はなく、バス、トラウト用のロッドやルアーで十分です。メバリングなどのライトゲーム用のタックルでもいいと思います。
ついつい、スプーンなども欲しくなってしまいましたが、ここは節約と言うことで、冬場に楽しませてもらったトラウトルアーを一式持っていきました。
・リール:2000~2500番くらい
・ライン:ナイロン、フロロだと4lb・PEなら0.6~0.8号くらいのもの
・ウェーダー:北湖の水は冷たいので、ウェーダーを着ても冷たくて気持ちがいい!
・ライフジャケット:腰巻だと水につかるとライフジャケットが膨らんでしまうので、ゲームベストや首掛け式などの方がいいかもしれません。
・トラウト用などのスプーンやルアー:5g前後でキラキラしたルアーやスプーンに反応がいい!ミノーなどがおすすめ!
・熱いので熱中症対策、日焼け対策グッズ
使用タックル
写真は釣り仲間のタックルが可愛いので拝借しました。RGMから出ている5ピースのロッド。みなさんご存知のジャッカルが展開しているまだ新しいブランドです。めっちゃおしゃれに釣りしてはりました。
ルアーは今年の寒い時期に活躍してくれたトラウトセット。ただ、持っているスプーンが1g前後のため、主に3~5gのルアーを使いました。ケタバスはよく暴れるのと、リリースすることも考えるとバーブレスがいいようなので、エリアトラウトの時に使っていたセッティングのまま使いました。
RGM/spec.5 58-62S
リール:SHIMANO/COMPLEX 2500S・STELLA 2500S
ライン:フロロ4lb
いざ実釣
ひとまず、エリアトラウトで使っていたミノーを投げてみることに。足元を稚鮎がぴょこぴょこ跳ねていて活気がある!
数投したところでヒット!ロッドが柔らかいのもあり、よく曲がってよく引いてくれました。せっかくなので、婚姻色が出ている綺麗なオスが釣れたらいいなぁと思っていたら、すぐに釣れたのでホッとしました。
そのあとは反応も薄く、夕まずめに活性が上がってきたタイミングで釣り仲間たちも全員安打の楽しい釣行になりました。ケタバスだけではなく、特別ゲストまで。
釣り仲間がニゴイをGET!間近で見るとすごい顔してますね…笑
目がシュッとしててかっこいいので釣りたかったから、お顔を拝見できて満足でした!
私のヒットルアーはこちら。メジャークラフトのファインテールエデンの「パールヤマメ」
ポイントについて
まず注意していただきたいのが、流入河川の中には釣り禁止エリアや禁漁期間が設定されている場所もあるので、河川内で釣りをされる場合は事前に確認してください。
琵琶湖でのケタバス釣りのポイントとなるところは河口周辺で、ベイト(稚鮎)がいるところを探してみましょう!この日は中々の爆風だったので、軽いルアーで全く飛距離は出ませんでしたが、ベイトさえいれば遠投しなくても、割と立ち位置から近い場所で釣れます。
この日は風が強くなったタイミングで、河口側にベイトが流されてケタバスも入ってきてるのでは?と思いポイントを移動したのが正解でした。
この暑い時期にウェーダーでランガンするのは少し大変ですが、地形とベイトを見ながら探ってみてくださいね。
ケタバスの食べ方
川魚はなんとなく美味しいのか不安になってしまいますが、ケタバスは完全肉食なため、嫌な臭いもなく美味しいと聞いていたので、キープして頂きました!
釣ってきて下処理をして、キッチンペーパーに包んで数日寝かせておいても無臭でした。小骨が多いので、焼く前に骨切りをして、強めに塩を振ってあとは焼くだけ!
普通に美味しい!白身であっさりしているので、塩焼き以外の食べ方もチャレンジしてみたいですね!琵琶湖で釣れるケタバスは立派なサイズなので、ぜひ釣りを楽しんだ後はケタバス料理も楽しんでください!
まとめ
いかがだったでしょうか!
今回は暑くなってきたこの時期でも、涼しく楽しめるケタバス釣りについてでした。
久しぶりに海も行きたいところですが、人の多さと釣果が渋そうで淡水に癒されています。
琵琶湖のバス釣りは釣れたことがないですが、ケタバスやワカサギを狙いに行った際は釣果にも恵まれ、お腹も満たされ、ハッピーです★
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以上、みょんでした!