冬場は「寒い!」「魚が釣れない!」
と言うことで、釣り人たちもオフシーズンに入る方も多いですが、
寒い時期でも楽しめる釣りがあります。
近くに自然の渓流がなくても、気軽に楽しめるエリアトラウト(マス釣り)について紹介します。
敷居が高そう…
初心者には難しそう…
というイメージがある方こそぜひ目を通してみてください。
エリアトラウトとは?
池や川の一部を区切ったり、人工的に池や川を作って、
魚を放流している釣り場のことを「管理釣り場」や「管釣り」と言い、
そこでマスやヤマメなどの淡水魚を釣ることを指します。
初心者でも大丈夫?
なんか難しそう…という印象があるなら、
ぜひその先入観は捨てて頂きたいのです!
家族連れやカップルの方、仙人のような常連さんなど様々で、
初心者の方でも釣竿や仕掛けなど一式貸してもらえるところが多いため手ぶらで気軽に遊べます。
最初に遊魚券という、入場料のようなものを受付で支払い、
決められた場所へ移動し、釣りをする流れです。
施設により様々ですが、釣った魚をその場で食べれたり、持ち帰れたりするのも魅力のひとつです!
揃えておきたいもの
先程の項目でもお伝えした通り、釣竿などの道具は貸出ししてくれる
ところも多いのですが、せっかくなので自分で選んだもので釣ってみたい
と言う方向けにタックル紹介です。
・ルアー紹介
・スプーン
ルアーの原点とも言われており、色のついた小さな金属片に針が付いているものです。
価格も300〜500円前後と良心的なものが多く、色によって魚の反応も変わってくるため、
お財布と相談しながら何色か揃えておくと釣果に繋がると思います。
可愛いのでついついたくさん買ってしまいます…。
スプーンの重さは釣り場の水深に合わせて選びましょう
・水深が深い(3m~ぐらいから)ところ:2g前後〜
※管理釣り場によっては、使えるルアーの制限や重さ制限などがあったりするので、
事前に調べてから足を運んでくださいね!
・フェザージグ
ジグヘッドに、鳥やウサギの毛が付いているもの。
初心者の方でとりあえず1匹を釣るためのお助けマンです!
・プラグ
スプーンがカラフルな金属片のような見た目に対して、
プラグは魚や他の生き物などのような見た目や動きに似せてあります。
ルアーの種類などは挙げ始めるとキリがないので、ここでは私が実際に、
使って釣れたルアーのみ載せておきます!
値段が少し高めなこともあり、なくすと心も財布も痛いので
最初はスプーンやフェザージグだけで十分楽しめると思います♪
・スナップ
こいつはめちゃ大事!!!!!!!!
ルアーたちの動きを発揮させるために必ず必要なアイテムです!
ラインとルアーを直で結んでしまうと、ルアーの動きが制御されてしまい、まともに動かなくなってしまいます。
「ほなどうしたらええんや!」
ということで、スナップの出番です!
ラインにスナップを結んでから、スナップにルアーをつけてください。それだけでOKです。
結び方は、ユニノットやハングズマンノットがやりやすくておすすめです!
ルアーが本来の動きをしてくれるようになり、魚に違和感を与えにくくなります。
また、スナップをつけることによって、ルアーチェンジが簡単に行えます。
トラウトは短時間で何度もルアーチェンジが必要になるため、スナップは必須です。
私が使っているスナップのサイズは、#00~#000です。
よければこちらの記事で、エリアトラウトセットも紹介しているのでご覧ください!
エリアトラウトで使用する代表ルアーといえば、やはりスプーン!でも、スプーンにはカラーも重さもたくさんあって、どれを選べばいいかわからないですよね?初心者の方や、他の釣りはするけどトラウトは初めてという方に向けて、私がケース、スナッ[…]
・ロッド・リール・ラインについて
・ロッドについて
ロッドの選び方ですが、こだわりがなければそこまで気にしなくてもいいです。実際、私の周りでは
トラウトロッド、アジングロッド、バスロッド、まさかのエギングロッドでしている方もおられます。
そんなまばらなロッドの種類ですが、皆さんある程度の共通点がございます。
それは、ロッドの硬さ、長さです!!!
分かりやすいように、下の画像を例に挙げます。
注目していただきたいのは、硬さと長さの表記です。赤丸の方はS702ULS、青丸の方はS66SULと表記されています。ULの部分が硬さを表し、70、66の部分がロッドの全長を表しています。
結局どの竿にすればええんや!!!何の竿なら併用できるんや!!!
とういうことでまとめてみました。手書きで申し訳ないです。
長さは、6ftから7ft前後で短ければ、扱いやすいです。長いと扱いづらい分、飛距離が出せます。
※エギングロッドは硬め(MLぐらい)で長め(8ftぐらい)のが多いので、エリアトラウトをやることに関しては少し難ありです。
・リール、ラインについて
・リール
リールについても最初は、そこまで気にする必要もなく大きすぎなければ大丈夫です!
私が使用中のリールは、SHIMANOのバイオマスターC3000とソアレ2000SHGです。
2000番~C3000番なら問題なく使えます。
「SHG」の意味は、スプールの深さとギア比を示しています。
最初は特に気にしなくて大丈夫ですが、気にされる方はSHGがおすすめ!
・ライン
ラインに関しては、ナイロン、フロロカーボン、PE、エステルの4種類がありますが
それぞれ使った結果、私のおすすめはナイロンです!
PE、エステルに関しては、初心者の方はリーダーを組むのが難しく面倒だと思います。
ナイロン、フロロカーボンについては、好みが分かれます。
太さは3~5lb(ポンド)の範囲で選ぶのが無難だと思います。
エリアトラウトにおいて、私の中のフロロカーボンの利点は、耐摩耗性が高いという点と
伸縮性があまりないという点ですが、使ってみた際、伸縮性がないことが裏目に出てしまうことが多かったです。
私がナイロンをおすすめする理由は、色付きのラインがあり、視認性がいい点です。
特に先ほどの画像にある、ピンク色のライン(GT-R PINK-SELECTION)はとても見やすいです。
トラウトたちはキスバイトが多く、バレることも多々あるのですが、
ナイロンラインは、ある程度の伸縮性があるので、バイトを弾くことが軽減され
1匹でも多く釣りあげれる確率があがります!
釣具屋さんで売っているロッドとリール、ラインやルアーまでついてくる
トラウトセットの購入を検討してみてください!
今は100均にも釣り竿セットが売ってるみたいです。
・小物類、便利グッズ
・ハサミ(ラインを切る小さいハサミ)
・ランディングネット(タモ・網)
・スカリ(私は洗濯ネットで代用しました)
・小さめのクーラーボックス(ビニール袋でもOK)
・ホットコーヒー(CHILL TIME♪)
ハサミもスカリも、最初は100均で揃えていいと思います!スカリとは、釣った魚を生かして
入れておく入れ物のことで、私はかさばるのが気になるので、100均の洗濯ネットを使いました。
網目が粗めの方が砂などが入りづらく、おすすめです。
ランディングネットは、魚を取り込む際に使います。
釣り場によっては、ランディングネットが必須のところがあります。大半の管理釣り場では貸し出しを行っているので、行かれる前に確認しておきましょう。
持ち帰りOKの場所なら、釣った魚を持って帰るための小さめのクーラーボックスか
ビニール袋などを用意しておくといいと思います。
ビニール袋は2重にしておくのを推奨します。魚のヒレで穴が開いてしまいます…
ちょっとひと休みしたいときに、ホットコーヒーがあるといいですね♪
近くに自販機がないこともあるので、水筒に入れて持っていくと1日中温かい!
初心者が釣れないときの対処法
ボウズで帰るのは悲しい…
せっかく釣りに来たなら1匹は釣りたいですよね?
そこで、初心者でもできる対処法を5つ紹介します!
2.キャスト後ボトムまで落とす
3.ゆ〜〜っくり巻く
4.それでもダメなら…
5.魚がヒットしたらフッキング
1.スプーンの色や重さを選ぶ
最初は派手な明るい色を選び、反応を見ます。
反応が無ければ、段々と地味な色へカラーチェンジしていきます。
マットカラーとツヤありのカラーをそれぞれ準備しておくのもおすすめです!
重さが重いと見た目が大きくなるため、大きすぎて反応が悪い時は
軽めのスプーンで小さい見た目のものに変えるのもひとつの方法です!
↓
大き目で地味なスプーン ×
↓
小さめの派手なスプーン ×
↓
小さめの地味なスプーン ヒット!
2.キャスト後ボトムまで落とす
魚の姿が確認できるほどの水深や透明度なら魚がいる目線までスプーンを落とせばいいのですが、
いずれにしても、まずは底までスプーンを落としてみましょう。
管理釣り場の魚たちはほぼ養殖なのでペレット(金魚の餌のでかい版)というエサを食べています。
そのせいか、目の前にひらひらとスプーンが落ちてくると、エサと間違えて食いついてくることが多いです。
3.ゆ〜〜っくり巻く
リールを2秒で1回転くらいの速度で、ゆ〜〜っくり、一定速度で巻いてきます。
リズムが大事です。一定速度が保てるよう意識してみましょう。
4.それでもダメなら…
スプーンの姿を魚が認識してるかな?追ってはくるのに食いが渋いな…
など、魚の様子をじっくり観察してみましょう。
例えば、金色で反応が悪いなぁと思ったら
銀色に変えてみたり、じれったくなって適当な速さで巻いてないかな?
など、一度見直してみてください。
川魚というものは警戒心が強い魚です。自分から魚が見えているということは、魚からも姿を見られていると思ってください。水面に自分が写らないようにして、少し後ろ目からキャストしてみてください!
5.魚がヒットしたらフッキング
初心者の方には、スプーンを巻いている時に自動的にフッキングされる「巻き合わせ」という方法があるので、小ぶりなサイズであれば特に気にしなくても釣れるこの方法を試して頂きたいです。
フッキングというのは、魚がヒットした際に竿を立てて、針を魚に貫通させるする方法ですが、
フッキングに関してはやりすぎると身切れすることもあり、力加減が難しい…
以上のことを踏まえてチャレンジして頂けたら最初の1匹が釣れやすくなると思います!
また、なんとなく1匹釣れたものの、そのあと全然釣れなくなった…と言う方に、
私も初めての管理釣り場で1匹も釣れなかったらどうしようと不安でドキドキしていましたが、
この項目をひたすら反復すると、釣れにくい時間はあったものの、朝から夕方までで20匹以上釣ることができました!
コツが掴めばエリアトラウトで爆釣も難しくないので、ぜひチャレンジしてみてください♪
おまけ(料理編)
たくさん釣って満足した後は、お腹も満たして満足したいですよね♪
そのまま塩焼きにしてもシンプルで美味しかったですが、アレンジレシピとして
ニジマスの炊き込みご飯を作ってみました♪
手順も簡単なのでチャレンジしてみてくださいね!
材料
・お米 好きな量(今回は5合)
・好きな具材(にんじん、お揚げさん、しいたけ等)
・ニジマス 今回は大胆に5匹
●水 800cc
●顆粒だし 大さじ4
●みりん 大さじ2
●お醤油 大さじ2
→●の調味料はめんつゆでもOK!希釈にもよるのですが、大体めんつゆの裏に炊き込みご飯の分量が表示されているので、調味料を揃えるのが面倒な方はめんつゆで代用してください
①いつも炊いているお米の量で30分ほど吸水させておく
②ニジマスを焼く(グリルを使わなくてもホイルシートを使えばフライパンで上手に焼けます♪)
③吸水させた水は捨て、好きな具材と焼いて身をほぐしたニジマスを入れ、上から●をかけて炊飯するだけ
おこげも出来て美味しく炊き上がりました♪
ニジマスはほぐさずに炊飯してもいいのですが、小骨が気になるので先に取り除きました!
ご飯の量によって●の分量は調節してみてくださいね!
いつも一気にお米をたくさん炊いて冷凍保存しているのですが、ニジマスの炊き込みご飯を冷凍しても
作った時の美味しさには変わりありませんでした。お弁当が華やかになりますね♪
いかがだったでしょうか?
まずは1匹釣ってみて、最後は美味しく頂いてくださいね!
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