釣りをしていると、「大潮」とか「小潮」などの単語を耳にすると思います。
なんとなく潮の種類があることはわかるけど、実際どの潮回りが釣りには最適なの?と言う駆け出しアングラーのために、今回は潮見表の見方をマスターして釣りに活かせるよう解説していきます。
潮の種類について
まず潮の種類は5種類あります。
中潮:4日
小潮:3日
長潮:1日
若潮:1日
中潮:2日
これがワンサイクルでまた最初の大潮に戻ります。
1番干満の差が大きいのが大潮で、だんだんとその差が小さくなっていきます。長潮と若潮は潮の動きも緩やかでほとんど潮は動かず、干満の差も小さいのが特徴です。
例として、関西方面では大潮の時、満潮と干潮の潮位の差が約1.5m前後で、小潮、長潮、若潮などの潮があまり動かないときは、潮位差が約80㎝前後ほどしかありません。
潮と月の関係
月の満ち欠けの周期は約30日なので、その半分の約15日が満月の月齢にあたります。
15日サイクルと言えば、先ほど説明した、潮回りのサイクルと同じでなので、新月と満月の時に大潮が重なります。
何が言いたいかと言うと、大潮でも釣れやすい大潮と釣れ辛い大潮があると言うことです。満月と新月では塩分濃度にも差があるようで、満月の方が薄塩で新月は濃塩(しょっぱい)ので、狙いたい魚種によってはお月さんも参考にしてみてもいいかもしれません。
潮見表の見方
潮見表(タイドグラフ)の見方ですが、潮の動きがこういった曲線で表されています。
頂点が満潮で、最下点が干潮です。満潮干潮前後は潮だるみ(潮どまり)と呼ばれていて、あまり潮は動きません。タイドグラフの真ん中あたりが1番潮が動く時間帯のため、釣りをする際には特に重要な時間帯になっています。
逆に、潮の流れが速いポイントでは、大潮などの潮がよく動く潮回りの時よりも、小潮などの時が狙い目だったりします。行きたい釣り場に合わせて潮見表を活用しましょう!
おすすめの潮見表アプリ
個人的に使いやすくておすすめなのが「タイドグラフBI」というアプリです。
有料プランもありますが、無料でも十分使えるので、まだ使っていない方はぜひDLしてみてくださいね!行きたいポイントを都道府県別で検索できたり、よく行くところを「マイポイント」としてお気に入り登録できるような機能があります。
また、水温や気圧、風向き、風速などもチェックできるので、釣りに行く際の参考になります。
釣具屋さんでもらえる潮見表
アナログで見たいんや!と言う方は、釣具屋さんに無料で潮見表が置いてあるので、立ち寄った際に拝借しましょう。最近はアプリばっかりなので、家には昨年のものしかありませんでした。
実際に釣れやすい潮回り
狙う魚種によっても変わりますが、みょんは青物に目がないので、青物を基準に考えていきます。
青物を狙うとなると、やはり中潮や大潮の時が狙い目です!!!
中潮が好きな理由としては、大潮に近いくらい潮がよく動き、大潮より時合が長いため、釣れるチャンスが増える、大潮より潮の速さも緩いので釣りがしやすい=こちらのモチベーションも上がる!これに尽きます!実際に釣った時の潮回りも、中潮が多かったのが事実です。
・混み合っている時、横の人に軽めのジグを投げられると祭る
・ライントラブルなどで時合を逃してしまって萎える
大潮でも実際に釣ったことはありますし、よく釣れますが、土日などで人が多い堤防での大潮は釣果よりもストレスの方が大きいです。笑
みなさんも周りに配慮して釣りを楽しみましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか!
タイドグラフばっかり見てるので、釣り仲間から「先生」って呼ばれるようになりました笑
見方も簡単なので、釣りに行く際は潮回りも気にして予定を立ててみてくださいね!
よかったら釣りに行く前の準備の記事も参考にしてください!
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以上、みょんでした!