【ZENAQ】見逃すな!アキュラの新モデルType R!

以前、ZENAQの限定モデル「レーシング」のインプレ記事を書きましたが、なんと今回のセグメントオーダーから、限定ではなく、ちゃんとした販売ラインで「Type R」と言うモデルが発売されることになりました!
ノーマルのアキュラと何が違うのか、また先行販売で使っていたレーシングを使い込んできたので、そちらについても詳しく紹介していきます!
また、あの本林さんとお話しさせて頂いた際のエピソードもこっそり紹介しているので、最後まで目を通してもらえると嬉しいです♪

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Type Rとは

常に最先端を走り続けるための挑戦的コンセプト「レーシング」。そのスピリットを引き継ぐ Type R。突出した性能をフィールドで実感してほしい。

引用元:ZENAQ

とあるように、MUTHOS Accura RACING の性能を引き継ぐ Type R。昨年、日本国内限定でなおかつ30本ずつという数量限定で販売されたレーシングですが、そのユーザーからたくさんの良いお声が届いたと言うこともあり、今回から定番モデルとして仲間入りしたのがType Rです。

従来モデルとの違い

動画で本林さんが詳しく説明してくださっています!この動画を基に、まとめていきます。
レーシングのインプレ記事でもまとめていますが、ノーマルアキュラとの違いが3点あります。

・シングルラッピング:従来モデルよりトータル+10g重くなっているものの、ティップ部分が-10g、バット部分が+20g重くなったことにより、手元に重心が来て疲れにくく振りやすくなっている。

・ヘキサゴンリールシート:中身の骨格は東レ TORAYCA®の高強度&長繊維のカーボンで作られている、ZENAQオリジナルのリールシート。

・イージーホールドグリップ:キャストが決まるフィット感でファイト時にも滑りにくい。ラバーキャップにはZENAQの「Z」マークを刻印。

こちらについて詳しく説明していきます。

シングルラッピング

ノーマルアキュラは、ガイドのラッピングを一層巻いて、その上からガイドを置き、さらにもう一層巻いている「ダブルラッピング」になっています。
ゼナックの本林さんがロッドをテストしていて、ロッドのブランクが「この感じがいい!」と思って作っても、ダブルラッピングでどんどん重たくなってしまうと言うことがあったそうです。
そこで、よりブランクの特性を引き出せるようにしたものがType Rに搭載されている、シングルラッピングと言うものです。
10年以上使い続けている本林さんが、10kg以上の魚をアキュラのHで釣った時も、マグロをかけて大きく曲げこんでも全く問題なかったと仰っていました。テストの段階で「1番良い!」と思った時と同じ状態が、このType Rのガイドの状態で、より良い性能をユーザーに感じてもらうために攻めていると動画の中でもお話しされており、ゼナックマインドが詰まった特徴となっています。

ヘキサゴンリールシート

従来モデルにもあるヘキサゴングリップと言うものがあり、スピニングリール特有の、リーリングの際に左右にブレてしまうこの動きを止めて、ファイト時にも持ちやすい特別なグリップを応用したのがヘキサゴンリールシートです。
この大きな特徴は、リールシート部分にラバーが入っており、クッション性があるので、リールの番手が変わっても問題なくフィットさせられるという点です。
あまり小さいリールをアキュラのHやHHに付けて釣りをすることはないと思いますが、4000番~20000番のリールでもジャストフィットしてしまうと言う驚きの仕様です。

ロッドを持った時の感触も、特殊ラバーでコーティングされているため、長時間の釣りでも手が痛くなったりしないように考えられたリールシートになっています。
何より個人的には着脱しやすい点と、釣行中に緩んでいないか気にして締め直す作業がなくなったのがすごく快適になったポイントです。

イージーホールドグリップ

長時間、何度も何度もキャストを繰り返しているとその良さがより実感できますが、しっかりグリップしてくれることにより、しっかりキャストが決まるフィット感があります。ゴムの硬度や表面加工までこだわったオリジナルグリップエンドに、メタルパーツを組合わせることで不要なグリップ面積を減らし、スムーズなキャストが可能になっています。
延々キャストを繰り返すキャスティングロッドを考え抜いた結果の機能美を備えているとあるように、ちょっとでも性能の良いものをと考えられて作り上げられたロッドです。

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限定モデルのレーシングを使い込んでみて

さて、昨年9月から使わせて頂いていますが、数々の遠征で大活躍してくれています!
今年のフィッシングショーで本林さんとお話しさせて頂く貴重な機会があり、その際に相談したことがありました。

「潮回りを気にして釣りに行き、ジグやプラグのルアーチェンジ、カラーチェンジをしながら1日中投げ続けても何の反応もない時はどうしたらいいですか?」と言うものですが、「1日これだけでやり続けるってなるならダイペンがいいよ」との事でした。

ダイペンのアクションが1番魚に波動などが伝わりやすいと言うことと、色々と変えてみるのも良いけどジグを投げている時にトップが良い時間帯だったり、逆も然りで、自分が探ってるレンジに魚が来るとは限らない。だから、ずっと待っててやり続けるとしたらダイペンが良いよとアドバイスを頂きました。
それからと言うものの、今まであまり使ってこなかったダイペンを中心に使うようになり、よりレーシングの使いやすさを実感しました。
以前使っていた同じくHのロッドだと、硬すぎてミスダイブが多く、全然思うように動いてくれなかったのですが、レーシングはしなやかさを兼ね備えているため、ダイペンもしっかり潜ってアクションしてくれるようになりました。
ジグだとサイズアップも中々難しいと言うお話もされていたので、ダイペンを使いこなせるように練習してきたこともありますが、対馬遠征の際は念願のヒラマサをダイペンで釣る事ができました
ファイト時の主導権も完全にこちら側で、最後まで疲れる事も無く、心配なく抜き上げることが出来たのもレーシングにおける信頼そのものだと言えます。

あまりアキュラでエサ釣りをする方もいらっしゃらないと思いますが、青物の反応がなく、何かお土産を釣って帰りたいなと思った時にぶっこみ釣りをしましたが、かなりいいサイズのイスズミやアカハタがかかった時もしっかり曲がりこんでくれて、根に潜られる前にぶち抜くことができました。
なんせ体力も腕力も男性には劣ってしまうので、長時間キャストし続けることが出来て、疲れてきた頃に魚とファイトすることになった場面でもロッドのおかげで余計な体力を使わずに済んでいます。

全てのロッドがレーシングの仕様になればいいのになと思っていたので、今回Type Rの発売ですごくときめきました!従来モデルと何が違うのかな?どっちがいいのかな?と迷っている方は、ぜひともType Rを手に入れて頂きたいなと思います!

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まとめ

いかがだったでしょうか!
今回は、愛用しているZENAQから新しくリリースされた「ミュートスアキュラ Type R」についてと、限定モデル「ミュートスアキュラレーシング」の使用感についてでした!
セグメントオーダーの締め切り前にブログもアップしたかったのですが、しっかり書きたかったので遅くなってしまいました。
今回のセグメントオーダーは6/8の15:00までとなっていますが、今回応募できなかった場合でも、オフィシャルサイトやInstagramなどでセグメントオーダーのお知らせが発表されるので、気になる方はチェックしてみてください。

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以上、みょんでした!

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