ショアジギングと言いましても、ライトショアジギングやらロックショアジギングなど細かく分類が分かれており、それぞれでタックルの選び方が異なってきます。
前回の記事でも軽くタックル紹介しましたが、その中でも、主流になっているライトショアジギング・ショアジギングに関するタックルをもう少し詳しく解説していきたいと思います。
ショアジギングの分類について
ライトショアジギングとはなんや!?と言うことで、一応、定義があるので説明しますと、30~60g前後のメタルジグなどのルアーを扱う釣りです。
今回、ライトショアジギングに焦点を当てたのも、実際の堤防や渡船で渡してもらう一文字などでも40g前後のルアーを使うことが多いのが理由です。
あまり気にせずやっていると思いますが、ここでショアジギングの分類わけについて簡単にまとめてみました。
・スーパーライトショアジギング:7g~30g
・ライトショアジギング:30g~60g
・ショアジギング(ロックショアジギング):60g~
マイクロショアジギングとかライトゲームとの違いはなんやねん!
関西でのショアジギング
関西でのショアジギングは、基本的に前述した通り40g前後で事足りるので、誰でも気軽に楽しめるのが特徴ですが、潮の流れ・風・人の混み具合などで難易度が変わります。
また、少し話はずれますが、明石方面などは特に潮の流れが速いためライトショアジギングでは釣りが成立しません。
私の使用中のタックル
と言うことで、私のタックルを下で紹介したいと思います。
・ロッド:SHIMANO コルトスナイパーBB 100H / ハードロッカーBB S83MH
・リール:SHIMANO ストラディックSW6000XG / ステラC3000XG /エクスセンスBB C3000MHG
・ライン:PE 2号 / PE 0.8号
・リーダー:40lb前後 / 20lb前後
青マーカーと赤マーカーでそれぞれ使い分けています。
赤マーカーがメインとなるライトショアジギング用タックルです。関西圏の沖堤防や漁港などで使う分には問題なく快適に使えます。ちなみにロックショアでも使えました。
青マーカーの方は、潮の流れが速くてライトショアジギングタックルでは対応できない場合などに使っています。
また、ルアーウェイト的に言うと、コルトスナイパーBB 100Hに関しては、40g以上が投げやすくキャストフィール(投げやすさ、投げた際の感触)もいいので、ハードロッカーBB S83MHとルアーウェイトが混在させずに使っている感じです。
ハードロッカーBBと22ステラのインプレ、使用感などはこちらの記事を参考にしてみてください!
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タックルの選び方
各項目に分けて詳しく解説していきたいと思います。
ロッド
ライトショアジギングで言うとML、M、MHあたりの硬さ(30gまで扱う想定)で、8ft前後~10ftまでの長さから選びましょう。
ショアジギングロッドなら(コルトスナイパーやジグキャスターなど)ジグをシャクる前提で設計されているので基本的に操作性はいいですし、バットパワーもあります。ファーストテーパー寄り(竿先が曲がりやすい)に設計されていると思います。
なので、エギング、シーバス、ロックフィッシュ、ワインドロッドなどの汎用性の効くロッドを使う場合は、バットパワーとテーパー(調子)について少し考慮した方がいいです!
リール
リールの性能も、もちろん重要ですが、大事になってくるのがラインキャパシティ(スプールの糸巻量)です。場所にもよりますが、PEラインを200~300m巻けると安心です。
また、シマノだとインフィニティドライブ、ダイワだとエアードライブシャフトと言う機構が搭載されているリールがあり、これにより巻き上げ時のトルクが増すのでリーリングを起点にしてジグをシャクる事が可能です。
体力も温存できますし、ファイト時のゴリ巻きにも活躍してくれるのでおすすめ!
ギア比は、好みがあると思いますが、HG、XGを選ぶのが無難です。
号数については、後述するラインシステムで説明しています。
タックルバランス
ショアジギでタックルを選ぶにあたって大切になってくるのが、ロッドとリールのタックルバランス(ロッドとリールの重さの配分)になってくると思います。
タックルバランスには、個人差もあると思いますが基本的に、重心を手元に持ってくる方がシャクリやすく疲れづらいです。先重りにならないように注意しましょう。
と言うことで、シマノのコルトスナイパーを基準にして、大まかにタックルバランスをまとめみましたので参考にしてみてください。
・M/自重250g前後 → 5000、6000番
・MH/自重280g前後 → 5000、6000番
・H/自重300g前後 → 6000、8000番
・XH以上/自重330g以上 → 8000番~
※個人差があるので、このタックルバランスを目安にして、実際に釣具屋さんで合わせてみるのがいいです。
ラインシステムについて
リールの項目でも少し触れていましたが、3000番台なら大体のリールが0.6、0.8号が300mは確実に巻けます(シャロースプールは除く)。6000番台なら3号が300m巻けます。
釣り場にもよりますが、関西(大阪湾)での堤防や沖堤防では、あまり根ずれなどを気にする必要がないので号数を太くする必要もありません。
私の、リーダーの考え方ですが、写真のPITBULL8+は、最大引っ張り強度が0.8号で18.5lbなので、それに合わせてリーダーは20lbを使用しています。2号だと強度が43lbなのでリーダーは40~50lbとなります。
沖磯などの根が粗く、大型魚を狙う時に、メインライン4号、5号でリーダー100lbポンド以上を使いますが、メインラインとリーダーの間にスペーサーPEを入れることをおすすめします。
メインラインの倍の号数目安にするといいです。
ちなみに、私の結束方法はSCノットで組んでいます。問題なく使えていますしリーダーの結束方法の中でも簡単で強度も強いのでおすすめです。
ちなみにですが、リーダーが太くなるにつれてフロロカーボンだとハリがありすぎて、ノットをしっかり締めこめなくなります。
ルアーの接続について
安心して、ジグやプラグをキャスト、ファイトするためにショアジギングでは接続方法を少し変更する必要があります。
どのような場合に、変更するかと言うと、60g以上のジグ、大きめのプラグ類を使う際はスナップで接続するのではなく、プレスリング(ソリッドリング)などを使います。
実際にあったのですが、60gのジグをスナップで接続していたら数投後、勝手にスナップが開いてジグだけ飛んでいきました…
まとめ
いかがだったでしょうか!
今回は大好きなショアジギのタックルセッティングについて詳しく解説してみました!
まだまだ勉強中で、比較できるほど使い込めていないですが、特に違和感なく釣りが出来ているところを見ると、タックルセッティングやバランスが取れているのかなとも思います。
やっていくうちに改善点なども見つかると思うので、その時はまたアップデートします!
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